台湾のいいもの、かわいいもの
はじまりは夫の「台湾でおいしいものお腹いっぱい食べ歩きたい」という主張でした。
せっかく行くならマルクトスコレーでご紹介できるものも探したい。
そんな訳で待たされて嫌そうな夫を尻目に選んで来ました、台湾のいいもの、かわいいもの。
ぜひご覧になりに糸島へお越し下さい。
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台湾のいいもの、かわいいもの
日時:2024/4/13 sat. – 16 tue.
12:00-18:00
場所:マルクトスコレー
福岡県糸島市二丈深江8-3-10
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店頭に並ぶ品を一部ご紹介します。
日本ではなかなかお目に掛かれない、檳榔(ビンロウ)の葉鞘を使った箱。
檳榔(ビンロウ)というヤシ科の植物の葉鞘はとても丈夫で強く、かつて台湾原住民がうつわや鍋として使っていたという、暮らしに欠かせないものでした。
しかし次第に使われることがなくなり、今では大量に焼却処分されているのだそう。
そんな檳榔の葉を集めてきれいに洗い、金具や接着剤は使わずに自然のものだけで仕上げられたこの箱。
天然素材ならではの佇まいだけでなく、自然に立ち帰ろうという作り手の姿勢も垣間見える品です。
ちなみに台湾で檳榔と言えば噛みタバコの一種で、檳榔子(ビンロウジ)と呼ばれる檳榔の実が今も嗜好品として売られています。看板も時折見掛けました。
しかし近年ではその有毒性が指摘されていて、もし台湾に行くことがあっても手は出さない方が身のためですよ。
告知画像にもある竹細工は、台南で作られているもの。
日本と同じく昔は盛んだった竹細工、今では台南でしか作られていないようです。
竹細工は日本国内でも地域によって様々ですが、今回見付けたものも台湾らしい庶民の暮らしの道具という趣きで、好感が持てます。
日本の竹細工に比べると少々粗い作りですが、そこもまた日本には無いおおらかさの為せる業。
中国から台湾へ入ってきたものや、手に取りやすいちょっとかわいいものもあります。
ぜひご覧になりにいらしてくださいね。